こだまの歴史
1945年、太平洋戦争末期の7月10日、仙台中心部は焼け野原となりました。
翌年には復興に向かう仙台七夕が再開され、こだまのどら焼は1949年、復興の一助となるべく、現在の青葉区上杉で創業を開始いたしました。
当時はお菓子の仕入れ販売をしておりましたが、自分達で作ったお菓子を皆様にお届けしたいという気持ちから、菓子づくりをはじめ、今では仙台名物餅入りどら焼として地元の皆様にご愛顧いただくまでになりました。
「おばあちゃん家にいつもあった」
「うちのお母さんとお店に買いに行った」
「亡くなったおじいちゃんの好物だった」
などお客様にお話しを伺うと、皆さま一様にご家族との楽しい思い出を語ってくださいます。
こだまのどら焼本舗はどら焼きや和菓子を通じて季節の語り部であり続けたいと願います。皆様が想いでを語らうそこにいつものこだまのどら焼がある。そんな日を目指して社員一同真心こめてどら焼きを提供し続けます。
こだまのどら焼はこの言葉を思い描いて、原材料にこだわり、作り手の技術はもちろんのこと、「またこのお店に来たい」と思っていただける店頭での接し方に至るまで、ひとつひとつの手仕事を大事にして参ります。